1870年、上杉の城下町米沢市のほぼ中心地に「料亭東家」を構え、結婚式から法要、接待の場として長くご愛顧いただき、1968年より南側隣地に「すたんど割烹東家」として新たに寿司や和食を中心とした気軽に立ち寄れる店舗を開店いたしました。
その後、料亭東家は閉店いたしましたが「すたんど割烹東家」の店舗を改装し、1989年「寿司割烹 東家」に屋号を変更、お寿司と郷土料理をご提供しております。

長い歴史で培われたお味と「おしょうしな※」の心で、郷土に伝わる料理と、地元市場で仕入れた鮮度の高い魚介類を使用し、料亭時代から板前として良質な料理を提供しております。
米沢市を含む置賜地方は保存食・山菜などの乾物の宝庫であり、それら食材を用いた郷土料理もお楽しみいただけます。
また米沢の郷土料理として上杉鷹山公が推奨した「塩引き寿司」も定評があり、通常のお寿司だけではなく、是非ご賞味いただきたい逸品です。
当店は上杉神社から5分ほどに位置しております。
お気軽にお立ち寄りくださいますよう、お待ちしております。

店主 鈴木昌章

※「おしょうしな」・・・山形県米沢市で使用される方言で「ありがとう」の意味

当店は、個室2部屋(イス席)計15席、小上がり4卓16席(低座椅子あり)、カウンター席が6席ございます。
イス席、小上がり、カウンターと、お客様の用途に合わせ、バリエーションに富んだ店内となっております。
個室2部屋は襖を開けて大部屋とし15名程のグループでの宴会も可能です。
座席は床が高い造りになっておりますが、敷台を設置し段差を少なくいたしました。





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2018年に「おきたま食文化研究会」が発行した置賜地方の伝承料理集との連帯を図り、当店でもこの料理集に掲載のレシピに基づき、季節に合わせたメニューを提供しております。
料理集に掲載された料理は「保存食・発行食」がテーマであり、自然災害が多発している現在、いざというときの「保存食の活用術」として店内で提供することにより、保存食の重要性をアピールして認知度を上げていきたいと考えております。


昨今、飲食店舗にて悪質ないたずらとして不衛生な事件が発生しておりますが、当店はお一人毎の注文に応じて都度調理しておりますので、良質な味と共に、安心・安全な料理をご提供いたします。

また新たに導入した【大型焼コンロ台(ガス赤外線グリラー)】は、備長炭に匹敵する赤外線バナーにより、おいしさを逃さず焼き上げ、不純物の燃料による嫌な匂いや煙をほとんど出しません。
炎ではなく赤外線と輻射熱で加熱することで、旨味成分であるグルタミン酸ナトリウムを閉じ込め、表面を焦がさず芯までしっかり火を通し、焼きムラも最小限に抑えます。
このような設備も導入し、お客様にお料理をご堪能いただいております。