寿司・割烹 東家について

店内の木材は青森ヒバを用いています。1968年に「寿司割烹東家」の店舗を開店してから56年目を迎えましたので、ヒバの色も今では飴色となり、風格もでてきたような気がしております。

当店は「料亭東家」の先代の時代から、輪島塗の工芸品をもとめ使用してきました。店内にある「鯉」の屏風は、沈金作家 小西啓介氏「鯉之図」で、ほかにも輪島塗の衝立(ついたて)がありますのでどうぞご鑑賞ください。またお盆、椀にも輪島塗の食器を使用しております。

また床材として、漆黒の玄昌石(げんしょうせき)を用いました。玄昌石は硯石としても使用されているほか、現東京駅の屋根材や、国内において数多くの建築遺産にも使用されています。